小児の心肺機能停止(CPA)の原因
小児が心肺機能停止することがあります。
そんな時は慌てずに対応することが大切です。
(内因性)(%)
乳幼児突然死 22.0
心疾患 10.1
脳神経疾患 4.1
呼吸器疾患 6.8
重度心身障害 5.1
悪性腫瘍 1.0
その他 5.4
小計 54.0
(外因性)(%)
溺水 14.9
窒息 8.1
交通事故等 13.5
ガス中毒 2.7
その他 6.4
小計 46.0
心拍再開率 38.9%
救命率 4.3%
残念ながら救命率は極めて低いのが現実です。
しかし、小児の場合には心原性疾患より肺原性疾患が多く、迅速な呼吸補助を行えば救命し得る可能性が高いのです。
発見者である保護者など(バイスタンダー)によるその場での迅速な蘇生が大変重要です。
より多くの人が心肺蘇生術を身につけるべきです。