病気の中には、症状が深刻で緊急を要するものもあります。
こどもは自分の症状をうまく人に伝えられません。
保護者や家族の方が、いち早くそれを察知することが出来れば症状が軽く済むかもしれません。
・意識が無く、呼びかけに反応しない
・呼吸をしていない
・5分以上痙攣が続いている
など深刻な状態が見られた場合は、すぐに救急車を呼ぶことも大事です。
腸重積とは、腸管の一部が連続する肛門側の腸管に嵌入する(腸が腸に入り込む)病気です。
放置すると腸閉塞を起こし、さらに時間がたつと血行障害により腸管の壊死を起こすため、手術が必要になることがあります。
したがって緊急性のある疾患であり、診断がつき次第すぐ処置する必要があります。
冬に乳幼児がよくかかる病気です。
多くはウイルス性の急性胃腸炎です。